こんにちは。YOSSIです。
車のエンジンを動かすと、サイドミラーが動かない、、、、
そしてガリガリという異音が出続けて、手で押しても動かない、、、
完全に故障してしまったので、慌てて修理を行いました。
今回の故障の原因と対策、修理費用、予防方法について分かったことを
まとめてみました。
電動収納サイドミラーの故障、異音の原因は?
サイドミラーが動かなくなる原因は、どんな事が考えられるでしょうか?
サイドミラーそのものの故障・寿命という原因があります。
新車の時から約7年ほどで寿命との事なので、長く乗っている車は要注意です。
サイドミラー内部品の故障の場合
サイドミラーのスイッチを押すと、『ガー』『ガリガリ~』と音がでるのに、
一向にサイドミラーが動かない。
このように音がしても動かない場合の故障原因は、
サイドミラーに内蔵されたモーター、もしくはギア等のトラブルが原因です。
音がするという事はまだモーターは動いているが、その先にあるギアが摩耗や欠けでモーターの力を伝える事ができない、ということになります。
通常はサイドミラーが作動して定位置に来くればモーターは自動的に
止まってくれますが、壊れていると、定位置に来ても止まる事ができず、
いつまでもモーターが回りっぱなしになってしまいます。
また、動かなくなる原因としては、次の事が考えられます。
ヒューズ切れの場合
配線の漏電、ショートでヒューズが飛ぶ事があります。
シガーソケット内のトラブル(USBポート付きの充電機など)が原因の可能性があります。
スイッチ故障の場合
この他の原因としては、スイッチ類の故障があります。
通常はドアミラー側の故障が多く、スイッチや配線側の故障は稀です。
サイドミラーが動かない時の修理費用は??どうしたら直る?
今回、サイドミラーから音が出ても、動かない場合の修理費用について確認しました。
サイドミラー自体が動かないので、おそらくモーターもしくは、
その周辺の部品の故障という可能性が高いです。
そうなるとサイドミラーごとの交換になる確率が高いです。
その場合、工賃や部品代など、もろもろの修理費用は片側だけで2~5万円になると
考えていた方がいいです。
今回、この車は部品を個別に注文する事ができました。
ただし個別のパーツ交換の場合は分解までするので手間がかかります。
そのため工賃が高くなる可能性があります。
他のメーカーではサイドミラー部分の部品(ミラーアッセンブリー)ごとの供給になる事が多いです。
以上の理由により、部品、工賃のトータルコストではどちらが高い、安いとは一概には言えません。
修理期間は?
ディーラーで修理箇所や必要な交換部品を確認してもらい、部品があれば即日に修理完了となります。
部品が無い場合は取り寄せ後の修理になります。
取り寄せの場合は、最低でも2~3日はかかると思っていた方がいいです。
部品により時間がかかってきますので、ディーラー側に確認しましょう。
部品が届くまで車は動かせない?
故障状態にもよりますが、ディーラーや修理工場の整備士さんであれば、修理部品が無い状態でもサイドミラーを開いた状態にしてくれます。
修理が完了するまでサイドミラーを閉じる事はできませんが、安全運転の為我慢しましょう。
モーターが回り続けているけど、そのまま走っても大丈夫?
エンジンをかけると、ずっとモーターが回り続けたまま止まりません。
工場まで走っていくにしても、ずっと動かしっぱなしになってしまうモーターや周辺の部品は気になります。モーターが動いたままでも大丈夫?とディーラーの方に確認してみました。
回答は『小一時間程度なら大丈夫。そのまま走ってきてください』との事。
音はずっとしたままなので気にはなりますが大丈夫。
ミラーで見えない死角等に気を付けて修理工場まで走りましょう。
音がうるさい、どうしてもモーターを止めたい場合は?
どうしても音がうるさく、モーターを止めたい場合は、
配線を切ったり、ヒューズを抜いて止める方法もあります。
切断する場合はサイドミラーのカプラー以降で切らないと、
修理時のつなぎ直しなどで手間がかかるので注意しましょう。
ヒューズボックスにあるヒューズは手では抜きずらいサイズもあるので
ラジオペンチを使用してください。
不慣れな方は音を我慢して、ディーラーに直行される事をお勧めいたします。
サイドミラーが壊れないようにするには?故障を予防する方法
まず、故障させない為には衝撃を与えたり、ぶつけない事が一番です。
また、手で無理やりサイドミラーを開閉させてはいけません。
内部のギヤを一気に痛めてしまいますので、絶対にやめましょう。
またサイドミラーの開閉を極力行わない事も寿命を延ばし、故障を防ぐ方法になります。
開閉するだけで、モーターや部品に負担をかけてしまう事になります。
気になる方はサイドミラーを畳むのは必要な時だけにしましょう。
修理費用を安く抑えるためには?
サイドミラーを中古で探す
もし壊れたサイドミラーを安価に修理する場合、中古品を購入する方法もおススメです。
・車の車体番号
・年式
・型式、種別
・ヒーター付き、ウィンカー付きなどの装備
・色
その場合は上記を事前に調べて注文する必要があります。
サイドミラーは種類により配線のタイプも変わってきますので注意しましょう。
壊れたパーツだけ交換する
サイドミラーの故障時に、少しでも修理費用を安くするには、サイドミラーを丸ごと交換するより、壊れたパーツだけを交換して、修理費用を安く抑えられる可能性があります。
ミラーやモーターなど部品によって手配できるか変わってきますので、ディーラーに確認してみましょう。
車両保険は使えるの?
車両保険はあえて使わない方がお得になることも。
サイドミラーの修理をする場合は、自腹で修理することをおススメします。
両側のサイドミラーを丸ごと交換しても5~6万円です。
ここで自動車保険を利用してしまうと、等級が下がるので次回から保険料が上がってしまいます。
元の等級に戻る為には、1年必要になるので、自腹で修理した方がお得になります。
また保険によっては5万円以上からしか適用できないという取り決めがあり
車両保険が使えない事もあります。
保険の条件や内容を確認しておきましょう。
まとめ
サイドミラーの修理費用は交換場所によって、かなりの差があります。
修理期間は部品があれば即日、取り寄せになれば2~3日以上かかります。
今回の様にモーター音がしても動かない場合は、モーターかギアの交換が必要です。
修理は色々なところでできますが、サイドミラーは比較的値段差が少ないので
豊富な経験や、各車の知識やノウハウをもったディーラーが失敗も無くおススメです。
交換費用を安くする場合は、DIYか車両保険になりますが、
5万以下であれば長期的に見て、車両保険はおススメできません。
サイドミラーは安全に運転する為には必須です。
サイドミラーが使えない場合は非常に危険です。
故障した場合はすぐに修理しましょう。