こんにちわ。YOSSIです。
エアコンからゴキブリが出てくる。
想像するだけでもゾッとします。
窓を閉め切っても部屋にいる場合はエアコンが原因かもしれません。
今回はその原因と対策を紹介していきます。
なぜエアコンからゴキブリが出てくるの?考えられる侵入経路
まず、『どうしてエアコンからゴキブリがでてくるのか』その原因って何でしょう?
エアコンは部屋にある本体と外にある室外機があります。
その外にある室外機とエアコンをつなぐホースや穴を通って、エアコン内部に侵入してくると考えられています。
ゴキブリを出さない為には、
- ゴキブリの侵入経路を断つ
- 室内のゴキブリを駆除する
- 室内にゴキブリのいる環境を作らせない
の3つのステップが必要です。順番に説明していきます。
エアコン内部に入ってくる、ゴキブリの侵入経路についてまとめてみました。
ドレインホース
エアコンには部屋を冷やす際にエアコン内部で発生した水を外に排水する『ドレンホース』という部品がついています。
エアコンには必ずあるものなので、外に住んでいるゴキブリが、このドレンホースの排出口から侵入し、エアコン内部や部屋に侵入してくる事が考えられます。
配管用の穴(スリープ穴)
エアコンの室外機と室内機はパイプで繋がっています、
配管の穴はスリープ穴と呼ばれる穴やその隙間から入ってくる場合があります。
通常、壁面のスリープ穴は柔らかい粘土状の専用のパテを使ってふさがれています。
このパテが長い時間がたつと、柔らかさを失い、隙間ができてくるとその隙間からゴキブリが侵入する事があります。内側からだけではなく外側からも注意してみましょう。
もし隙間があるればパテで埋めておきましょう。
エアコン以外 ドアや窓の隙間
ゴキブリは室外機の他にドアや窓の隙間から侵入してくることがあります。
梅雨や夏の時期はゴキブリにとって活発な時期は雨戸を閉める際や家の出入りのタイミングで一緒に家の中に入ってくることがあります。
室内に入ったゴキブリがそのままエアコン内部に住み着く可能性があります。
ゴキブリの侵入を防ぐ方法
ドレンホースの防虫キャップ
エアコン内部の水を外に出す為のドレンホース。
このドレンホースの先に防虫キャップを装着する事でゴキブリの侵入を防ぎます。
水がきちんと出るように小さい穴が開いています。
エアコン掃除をする際はホコリも流れ出るのでその時だけは取っておいたほうがいいかもしれません。
※ドレンホースは排水溝や地上から数センチ離して設置すると、虫が入りにくくなってより効果的です。
隙間をパテで埋める
エアコンと室外機をつなぐ為のスリープ穴に隙間がある場合は、エアコン専用のパテで埋めましょう。
使用していないエアコンの穴は専用のキャップで塞ぐ事ができます。
パテで埋めるより頑丈で見栄えも良いのでお勧めです。
ドア、窓に苦手なにおいを付ける
ゴキブリはミントやハッカ油、柑橘系の匂いが苦手です。
ハッカ油のスプレーなどを網戸やドアの枠や隙間に吹きかけましょう。
夏や梅雨の季節は風を通す為に窓を開ける機会も多いと思います。
その際は網戸がきちんとしまっているか確認しましょう。
エアコン内のゴキブリを追い出して、駆除する方法
エアコンの中にゴキブリが逃げ込んだ場合、どうしたらいいでしょうか。
間違ってもエアコンにスプレーをしないでください。
理由は簡単、エアコンの中で死んだゴキブリを出す事が困難だから です。
ただ出るのを待ち途方に暮れても、ゴキブリはそのまま、、、
ほっとくわけにはいかないし大変です。
ゴキブリがエアコンに侵入した場合、慌ててあれこれしているうちに、
駆除できないまま、エアコン本体を壊したり、もっと大変な事になる可能性があります。
もし逃げ込んだ時はどうしたらいいか、対策のポイントをまとめてみました。
エアコンからゴキブリを追い出す
まずは追い出す方法から、新聞紙や雑誌など固すぎないものを丸めて、エアコン本体をトントンとかるく叩きながらエアコン内部からゴキブリを追い出します。
その際、反対側の手にはゴキブリ退治退治用のスプレーも忘れずに準備しておきましょう。
追い出した後は殺虫剤や瞬間冷凍式のスプレーで駆除しましょう。
この時に注意する事は、エアコン本体に殺虫剤を吹きかけない事。
精密機械でもありますし、エアコンが殺虫剤の成分を部屋中にばらまく可能性があります。
また吹き出そうとエアコンを作動させない事。です。
ばらばらにすり潰されたゴキブリが噴き出る可能性があるからです。
バラバラになった死骸がエアコン本体の奥に入った場合、取り除く事ができない可能性もあります。
エアコンの中にゴキブリの巣がある場合、卵がありそうな場合
エアコン本体から出てきた場合は巣になっている可能性があります。
ゴキブリを退治しても卵があれば、また出てくるかもしれません。
バルサンなど、燻煙剤の薬品を使用して退治
エアコン内部から出てこない場合や、疑わしい場合はバルサンを使用すると効果的に駆除できます。
ゴキブリの卵は初夏から春にかけて孵化しますので、春から初夏にかけて行うのが最適です。
ゴキブリだけではなく、卵も効率良く駆除できます。
※何も無い部屋でバルサンした事がありますが、終わった後部屋の真ん中で死んでいました。
おそらくエアコンの中にいたんだと思います。それだけ強力で効果抜群でした。
待ち伏せ系の殺虫剤を仕掛ける
エアコン周辺や冷蔵庫の周辺など、ゴキブリが好んで通りそうな場所に殺虫剤をかけておきましょう。
触っただけで駆除できる、待ち伏せ系の殺虫剤を使用すると効果的です。
ゴキブリが通りそうな場所にゴキブリ駆除剤を置いておくのも有効です。
ゴキブリが食べて巣で死ぬと、それを食べた他のゴキブリも死ぬので効果的に駆除が可能です。
エアコンクリーニング
ゴキブリや内部に産み付けられた卵だけでは無く、エサになるホコリやカビも洗い流されます。
自分で行うタイプや、エアコンの清掃業者に依頼するなどの方法があります。
室内にゴキブリが住みにくい環境をつくる
一番大事な事はゴキブリを繁殖させない環境を作り、維持し続ける事です。
エアコン内部の湿気とホコリを無くす
ゴキブリは湿気やホコリが大好きです。
日頃からエアコン内部を清潔にする事は予防になります。
エアコンのホコリを定期的に掃除したり、使用した後に結露した水分を吹き飛ばす機能を使うなどで予防しましょう。
ダンボールはこまめに捨てる
家の中にダンボールを置いてませんか?
ダンボールはゴキブリが住んだり、産卵したりと増えるには最適な場所なんです。
ダンボールには水分が含まれており、冬も暖かく過ごせるので産卵場所になります。
またダンボールの接着剤はコンスターチというでんぷん質の材料なので、ゴキブリの良いエサになります。家の中において置かず外に捨てましょう。
床に物を置かない
隠れ場所を減らすことで発見しやすく、駆除しやすい環境を作ります。
ゴキブリの好きな環境の逆を意識する
ゴキブリが好む環境に注意して、なるべく逆の環境を作るようにしましょう。
【ゴキブリが好む環境】
- 水がある場所 (エアコン内部ではいつでも排水が出る)
- 食べ物が豊富 (ホコリや髪の毛、垢がエサになる)
- 冬でも暖かい (暖房機器やテレビの中など)
- 暗い (エアコン内部、冷蔵庫の裏)
- 狭く入り組んだ場所 (壁伝いに移動する習性)
定期的に掃除して清潔を維持したり、待ち伏せ型の殺虫剤で予防しましょう。
まとめ
普段意識せず使用しているエアコンですが、安全・安心に使用する為にも、ゴキブリの侵入経路や対策を行う事が重要です。
ゴキブリが出てくる前ではなく、事前に侵入経路を無くしたり、掃除や発生源を減らすことで、ゴキブリの発生を抑える事ができます。
今回の記事で紹介したポイントをしっかりと押さえて、エアコンを快適に使用しましょう。